fujitashu

2026年6月1日(月)二度と見ることのない海、山の端、助手席の心地よさ

名前を聞いたことのない駅に降り立ち、その近くの海に行った。海の向こう側に見える小島の裾が霞んでいた。二度と見ることのない海を見た、と思った。

今日は満月だった。月に照らされた山の輪郭を見て、山の端というものを改めて認識した。

この日は友達の車に乗せてもらっていたのだった。知らない土地で、どこにいるのかもよくわからず、夜で道も暗くて、でも身体はすごい速度で進んでいて、助手席で窓の外を眺めていることしかできない。気持ちよかった。友人の家でごろごろするのが好きだと前から思っていたけれど、助手席にいるのは信頼する他人に身を委ねる感じがもっと強くて心地よい。