2026年7月11日(土)怖さの自覚
苦しい日々を過ごしていることに気づいた。ちゃんと自分が感じていることを把握しましょうと他人に言っているくせに、ここ数日の自分の状態を自覚できていなかった。今取り組んでいる文章が本当に気が重い。
まず、その文章が扱う作家について書くのはこれが三回目である。一つ目、二つ目の文章と同じことを書くわけにもいかないが、かといってまったく異なる議論になるのもおかしいだろう。次に、その作家のいくつかの作品を論じることになっているのだが、それらは作家の活動期間の結構な割合について書くことに等しくなってしまう。作家がやっていることのほぼ全体について検討するようなものだ。第三に、その彼は私以上に読み書きが上手い。誤魔化しが効かない。最後に、作家は友人でもあるので、ダサい文章を書いて嫌われたくない……。
怖くて怖くて仕方ない、ということを自覚して少しだけ楽になった