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2026年8月25日(火)京都最高のスポット

いずみやの屋上で夕焼けを見た。周囲に高い建物がないので空を見渡すことができる。知らない色がたくさんあった。くすんだ青と透明な青、紫、燃える赤……。レヴィ゠ストロースは『悲しき熱帯』で、大西洋をゆく船で日の出と日没を眺める経験について次のように書いていた。

初心者の素朴さで、私は人気のない甲板で、これら超自然的とも思われる天地の変動を観察することに熱中した。毎日ほんの僅かのあいだに、日の出と日没は、天地の変動の始まりと発展と終末を、それまで私が見たこともなかったような広大な水平線の四方で、形に現わしてみせるのであった。もし私が、移ろいやすく、しかもそれを記述しようとする一切の努力に逆らう、これらの現象を定着するための言葉を見出していたら、また、もし私に、結局はただ一回限りで、同じ状態では決して再び生ずることのない一つの事象の、様々な段階とその移りゆきを他の人々に伝える能力が与えられていたら、そのとき私は唯のひと跳びで、恐らく私の仕事の奥義に達していたことであろう。

いずみやの5階にある「玉子焼・お出汁ひまわり」、料理と他人に料理を教えるのがうまい篤志家によって運営されている。

いずみや、京都最高のスポットの一つかもしれない。